DeNAは本気だった

サンスポと日経に、親会社のDeNAが横浜スタジアムの運営会社の買収の方針を決めたと報道がありました。もうすでに、球場運営会社「横浜スタジアム」の経営陣と買収で同意しているらしく、年末までに公開買い付け（TOB）し、株式の半数を取得する予定だとか。

土地は国のもので、建物は市のものらしいので、あくまでも運営会社の取得だけらしいのですが、球団と運営会社が一体化することで、全試合満員になっても赤字と言われた地獄のようなハマスタとの契約がなくなって、ファンが球場で使ったお金やスポンサーの資金などがすべて球団に入ってくるようになるだけで夢のような話です。株式取得に１００億円前後かかるらしいので、その借金を返すためにしばらくはまだケチケチが続くと思うけど、何年か経てば黒字化できるかもしれません。観客席の増加とかできればさらに良いです。

それにしても何で急にスタジアムの方が買収を認めたかが気になりますけど、DeNAとの契約が７年契約なので、このまま契約が終了すれば他所へ移動しかねないと考えたからなのか、もう古い建物なので改修とかでお金のかかる前に売りたかったのか、横浜ドームができて移動されると考えているのか分からないけれど、とにかく良かった。話にあった横浜ドームの方は多分立ち消えになるような気がしますが、４５年間のオーナーズシートもあと数年で終わると思うので、そうするとさらに収入が増えてもっと良くなりそうです。なにより今までDeNAがいつか逃げ出すのではないかという不安があったけど、これで本気で球団経営に長期間にわたって取り組んでいく気があるのだと、しかもこれからもっと力を入れてくれそうだと分かったので一安心です。あとはチームの強化が進んでいけばなお一層よいのだけれどもね。